近頃では、なかなか妊娠出来ない夫婦が増えているようです。
これを不妊と言い、その原因ははっきりとしていませんが、不妊になる原因の一つに、女性ホルモンの低下なども関係しているとも言われています。
女性ホルモンが少なくなると、排卵がスムーズに行えなくなり、生理不順になったりしますので、上手く精子と卵子が受精出来ない場合もあります。
また、受精卵が育つのにも、女性ホルモンが必要となりますので、不妊にも繋がるようです。
このようなことから、子どもが欲しい場合には、女性ホルモンを増やすことも大事です。
しかし、最近では、女性ホルモンが乱れてしまう食生活を送っている人も少なくありません。
女性ホルモンを乱す食事とは?
女性ホルモンは、大豆製品やナッツ類にも多く含まれています。
そのため、妊娠したいと思ったら、このような食品を出来るだけ多く取るのも良いと言われているようです。
しかし、現在では、不妊治療をしながら、仕事をしていると言う女性も少なくありません。
そのため、忙しいと、つい、外食やお弁当を食べる機会も増えるのではないでしょうか?
けれど、市販のお弁当などは、添加物が含まれていることもあり、この添加物が女性ホルモンを乱すとも言われています。
このようなことから、出来るだけ添加物が入っていないようなものを取るようにしましょう。
インスタントラーメンやレトルトフードなどは、忙しい時には便利ですが、あまり取り過ぎないように注意しないといけません。
野菜も女性ホルモンを乱すことがある!?
また、女性ホルモンを増やすために、野菜をしっかりと取るようにすれば良いと考える人もいるかも知れません。
けれど、この野菜も注意が必要です。
なぜなら、野菜の中には、女性ホルモンを乱してしまう野菜がありますので、よく選んで食べる必要があります。
女性ホルモンを乱す野菜としては、ブロッコリーやカリフラワーなどのアブラナ科のものがあり、特にブロッコリーは、冷凍食品などにも多く使われていますが、女性ホルモンを増やしたいと言う人には、あまり良くないこともあります。
そのため、ブロッコリーやアブラナ科の野菜を沢山食べるのは、女性ホルモンが少ない不妊の人は控えたほうが良いかも知れません。
カフェインがある飲み物なども注意!
また、女性ホルモンの乱れは、脳の自律神経によって起こることもあります。
良い睡眠が取れないと、脳がきちんと働かないこともありますので、覚醒作用のあるカフェインを含むコーヒーを寝る前に飲むと、睡眠にあまり良くないとも言われています。
それに、カフェインの取り過ぎは、身体を冷やす恐れもあります。
身体が冷えると、それに伴い、女性ホルモンも乱れる場合がありますので、不妊で悩んでいる人は注意しましょう。
その他にも、カフェインは、私達が良く飲む緑茶にも含まれていますので、女性ホルモンが気になる人は、これらの飲み物をあまり飲み過ぎないようにしましょう。
また、以前の日本では、玄米菜食が当たり前であり、肉や甘いものを食べる機会は少なかったのですが、戦後、日本が豊かになり、欧米の文化に触れることも多くなったため、肉や甘いものなどを取ることも多くなりました。
しかし、肉や甘いものも、女性ホルモンのバランスをおかしくさせることもありますので、過剰摂取は控えるようにしましょう。
それに、規則正しい生活をして、ストレスを溜めないように心がけることも、不妊の改善には大事です。